オリオンの空は燃えている

昭和が生んだ怪物はむらケンジのほのぼの日常系ブログ

最近上司に対して悩んでいる事

お久しぶりです。今日から夏の休暇に入りました。今までの私の傾向から休暇の終わり間際にブログを更新することが多く(線香花火みたいなカンジで)、今日は敢えて休暇の始まりにブログを更新してみることにしてみました。敢えてね。

【親ガチャ】

子どもの立場から「親は自分では選べない」「どういう境遇に生まれるかは全くの運任せ」と述べる表現。ソーシャルゲームにありがちなキャラクター入手方法(いわゆるガチャ)になぞらえた言い方。

親ガチャとは逆に、親の立場から「どんな子が生まれてくるかは任意で選択できない」状況を表現する言い方を、「子ガチャ」と表現する場合がある。子ガチャの方が親ガチャよりもソーシャルゲームのガチャに近い構図といえる。

「親ガチャ」という言葉が登場して、世間を騒がせたのはいつ頃だったでしょうか。この「親ガチャ」という概念は様々な議論を呼び、「子ガチャ」や「先生ガチャ」と言った亜種も生まれ、世も末だなと思う一方で、私も「ガチャ」に頭を悩ませることになるのです。そう、私は今、「上司ガチャ」に頭を悩ませているのです。

私が今の職場に来たのは今年の春でした。直属の上司と言えるのが、課長にあたります。課長には現在、私を含め部下が100人ほどいます。そして現在の私のポジションは課長補佐の3番手もしくは係長といったところです。

これまで、部分的ではありますが、ブログを通じて近況やら愚痴やらを書き綴ってきましたが、これまでの環境や状況と比較して今年の4月から勤務している職場はかなり「ぬるく」、忙しかった時期と比較しておそらく十分の一の仕事量もないでしょう。これはこれでいいとは思うのですが…。

私がお仕えしてきた上司も、課長クラスで言えば6~7人ほどでしょうか。本当にパワハラ系からメンヘラ系まで様々な上司がいました(逮捕された人もいました)。心の底から尊敬できる人もいました。いわゆる"理想の上司"ではありませんが、この人はこういう所が良かったなだとか、ここが悪いなとか、俯瞰的に上司を見られるような経験をこの10年ほどで積ませてもらい、多少なりとも目が肥えてきた実感もあります。

今日は今現在の私の上司の話です。

今の職場は、職員それぞれがリンクし合って機能しているとは言いがたく、はっきり言って機能不全状態に陥っている感があります。私も微力ながら持っている能力を最大限に発揮しているとは言いがたく、無駄な作業・無駄な会話・検討はずれな指示・定時で帰れる生活を送っています。

私個人としては何の不満もないのですが、そういうった充実感のない状況が腑には落ちておらず、上から下まで職員全てが躍動しているかと言われれば、本当にそうだろうかと疑問に思うことが多いのです。そして、最近ある事に気づきました。この機能不全の現況は全て課長にあるのではないのか。

最初の私が思う、課長の印象は、温和でちょっと抜けているところもあるけど、やさしくて理屈っぽい、ネガティヴとはかけ離れたものでした。私も今年の春から、今の職場を離れるまで楽しい職場になるだろうなと希望に満ち溢れていました。

しかし、今の私が思う、課長の印象は、腹黒で部下を押しのけてでも自分が助かろうとしたり、功績を作ろうとしたり、自分に反抗してきそうな優秀な職員は左遷し、知識マウントをとってくる、難しい話は理解できない、典型的なダメ上司のそれなのです。

酒の席などで「お前クズだな」と笑顔で言われることがあるのですが、最初はドッと笑っていましたが、最近ではまったく笑えません。笑えません。

その課長も最近はそういう上辺だけのマネジメントでは上手くいかないことが多いみたいで、怒鳴ったりすることが多くなってきており、ついに本性を表してきたなという感じです。課長クラスは基本的に2~3年で異動になるのですが、今の課長は去年の4月に異動してきているみたいなので来年の3月には異動です。

そういった意味で今の課長を長とする態勢は、本来、円熟期に入っているはずなのですが、まったくテンでチグハグバラバラ。こういった状況は、ぶっちゃけ僕にはまったく関係ないのですが、優秀な上司の下で過ごす2年間と逆とでは、今後の僕の人生にも大きく影響を及ぼし、真剣に身の振り方を考えるようになっています。今のまま流れを任せて、数年後に損するのは自分自身なので。

また始末が悪い事に、課長と僕の間に、先輩が2人いるのですが、これが超絶頭悪すぎで(比喩ではなく本当に頭が悪い)、課長からしたら下馬鹿3人、僕からしたら上馬鹿3人、部下からしたら上馬鹿4人というめちゃくちゃな状況なわけです。

馬鹿は馬鹿で結構なのですが、上述した通り、課長が腹黒なのが本当に致命的にダメで、一例を出すと、以前に課長の執務室から印鑑マットが無くなったと騒ぎ出すことがあり、結局課長の中では誰かが盗ったという結論に至ったらしく、とんでもない行動に出ます。

私の勤め先では中々あり得ないことで、他の会社や業界では知らないですが、なんと課長が自分の執務室の鍵を自分で管理すると言い出したのです。私はこんな課長初めて見たのでかなり衝撃を受けたことを覚えています。これって要は、「お前らは泥棒だ」と言われていることと同じだからです。

こんな上司を信頼できるでしょうか。ちなみに僕はできません。

おそらくこの課長は我々部下をコマとしてしか見ておらず、そんな課長の腹を私を含めた部下は感じ取っており、課長の検討はずれかつ保身のための人事、部下のモチベーションも相まって今の職場が機能不全に陥っているのではないかなと、ふと昨日トイレの中で思いつきました。

さぁ今日から休暇です。

帰還と生還、倦怠感

みなさんお久しぶりです。今日は近況報告をしたいと思う。

f:id:hamura81:20220212161552j:plain

昨年の6月初旬から長きにわたる研修生活もようやく終わりが見えてきた。3月初旬をもってようやく自宅に帰ることができそうだ。

研修生活は、このコロナ禍と相まってとても厳しいものとなり、研修先の宿泊施設で長時間過ごすことを余儀なくされ、一時的にも外出を制限されたり、決して充実したものではなかった。

研修自体は、かなり順調で人間関係も概ね良好といったところだ。研修生は研修が終わると同時にそれぞれ新しい職場、あるいは元の職場でそれぞれが希望をもってこれから勤務することになる。約9ヶ月一緒に過ごした学友たち再開するのは、今から5年後だ。

研修中に、糖尿病で一時帰宅した同期生がいるのを見る限り、5年後再開する折には、もしかしたら何人かいないのではないかと疑っている。1年後、胃がんが見つかった、なんてこともあり得る、もうそんな年になってしまった。

この研修中にとても驚いたことがあって、不出来で大嫌いで頭の悪い後輩がいるのだが、その後輩がなんと婚約するというのだ。

最初は今ひとつ、状況が飲み込めなかったが、何でも流行りの出会い・マッチングアプリで研修先(関東)の女性と去年の10月に知り合い、この2月に婚約を果たしたというのだ。

この後輩は、研修中も自称記憶喪失になったり、情緒不安定で、今の仕事もやっていけるかどうかもわからない、そんな危うい後輩なのだが(個人的には大嫌いだ)、まぁまずおめでとうと言いたい。言いたいが、なんとこの後輩、この婚約者と今まで4回しか会ったことがないというのだ。

事情はよく知らないが、実際に会う5〜6回目で婚約指輪を買いに行くそうで、私を始め、周りではこれは詐欺じゃないかとまことしやかに囁かれている。

私個人は、一瞬でも二瞬でも本人が幸せであるならばいいのではないかなと思う。ただ、その後輩が夫として、父として、立派にやっていけるのかと言われれば、NOであろう。人格破綻者なのは揺るがない事実なのである。

しかし始末が悪いのが、「はむら、先を越されたな笑」と煽ってくる連中である😡 あながち間違いではないのが余計にタチが悪い。

そう、そんな私は、懇意にしている女性からLINEが来なくなってもう丸2日が経とうとしている…とほほ。私には、きっと決定的に何か足りていないのだろう。そう思ったバレンタインデー前であった😂😂

追伸、私の長兄である羽村家の長男が結婚したという話はどこかでした気がするが、その長男に春、待望の第一子が誕生する!これは私も普通に楽しみである。

イケメンがレジの順番を裁定

最近、ミスタードーナツが好きでよく足を運ぶ。

ミスタードーナツによく行く理由については、現在の研修期間中、住んでいる部屋が5人部屋であり、プライベート空間が全くなく、土日もゆっくりできないため、読書や勉強するために、ミスドを利用させてもらっているのだ。

f:id:hamura81:20211016164259j:plain

しかもミスドブレンドコーヒー・ホットカフェオレがおかわり自由というのだから、コスパだって最高だ。そんなんだったらネカフェに行けば?という疑問を持つ方もいるかもしれないが、ネカフェは現在この情勢で行ってはいけない場所として研修先から指定されているので、大人しくそれに従っている。

そんな週末によく訪れるミスタードーナツである日こんなことがあった。

と、本題に入る前に、こういったファーストフード店によく起こる問題について私見を述べる。それが”席取り”問題である。混んでいる時に、商品を購入する前に先に席に荷物やハンカチを置いたりして、席を確保する、自分の保身に走る行為である。

自分だけ良ければいいのか。

私はこれをみっともない行為として捉えていて、購入した商品の代金に席のチャージ料も含まれており、まだ座る権利も、何も発生していない消費者が我が身が大事と思うがあまり、正当な権利者の権利を踏みにじる行為だと定義している。

ちなみに複数人数いる場合は、仕方ないと思っている。理由については、2人以上いる場合、機動力がなく、お一人様に比べて席の確保も難しいためだ。

そして、ある日こんなことがあった。

訪れたミスタードーナツはその日、結構混んでおり、既に3人ほど並んでいた。私は当たり前のように4人目として並んだ。丸で並びを表現すると入り口方向に向かって「○○○●入口」と言った形で、黒丸が私だ。私の前の3人がはけ、いよいよ私がレジに出陣という段階で事件は起きた。

先程話したとおり、いわゆる「席取り」行為をしていた女性と男性が、列に混じってきたのだ。この列に混じる位置が悪かった。店内の奥の方から来たその女性と男性はこともあろうか、私の左に並んだのだ。本来は「●□△入口」と入口まで戻って並べばいいものを、「⇨⇨△□●入口」と突っ込んできた。私は心の中で、「これは僕が先に並んでいた認識でいいよね?いいよね?」と思いつつ、その瞬間が訪れた。

「お待ちのお客様どうぞー」

一瞬間を置いて、後から来た女性と男性が先に行く意志がないことを確認すると、私は堂々とレジに進んだ。だって俺の方が先に並んでたんだもん。当たり前やん。しかし、ここで女の愚かな店員が恐ろしいことを言った。

「お客様、お待ちください。先に並んでいるお客様がいらっしゃるので!(怒)」

この女の店員が「先に並んだ者よりも、入店した者に権利がある」とかそういう深いところまで、考えていたのかそれは定かではない。ただ私からは、この高校生くらいの店員は、ただ単に見せかけの列の順番で判断したように見えた。

私は「え?先に並んでましたかぁ?」と店員と女性に皮肉を言うと、女性は「私は別に後でも…」いやいや、そこは「あなたが先です、どうぞ」だろうが!そもそも、貴方が中途半端な行動に出るからこういうことになる。

しかし、プレイヤーはルールを決めない。

審判である店員が、「あなたは後」そう主張するのであれば、それに素直に従わなければならない…。もの凄く言い返したかった、思いっきりゴネたかったが、無益な争いを避け、素直に列を譲った。

「・・・」

福本伸行漫画ばりの無言を貫いていると、また順番が回ってきた。しかし、その女性の他にも席取りのため、後からやってきた男性もいる。この愚かな店員の理屈によれば、列に並んでいたのは私が早かったが、どうやら先に入店した客の方が、列に割り込む権利があるらしい。

私は、また無言で30代後半のイケメン男性に列を譲った。

いわば完全敗北宣言である。しかし、私に非があるとは到底思えない。ただ、ここは引くしか無かった。その瞬間、更に驚くべきことが起きる。その男性が口を開く。

「先にどうぞ!(サワヤカ)」

なんて、なんて爽やかなんだ。

私は真顔で、不服そうな態度を出さないように努めていたが、内心を見抜かれていたのか。いや、そんなはずはない、これはただの社交辞令だろうと、男性に対して「いえ、私は後から来たので」と謙虚にお断りを入れると、男性が無理矢理私の腕を引っ張る。

「いいから、いいから(イケメンスマイル)」

これが、社交辞令だとか、そんなレベルの力の強さではなかった。私の腕を引っ張るこの力、この男性は、本心から私に先に行けと言っているのだ。

(イケメン男性さん…!)

全ての状況、私の気持ちまでも理解し、対応してくれた男性。他人に対してこれほど「大人だ」と思ったことは久しぶりだ。不貞腐れた顔から、ニッコニコの笑顔で私はドーナツを選んだ。世の中には良い大人がいて、私もさらに頑張らなければならないことがわかって嬉しかったのだ。もしかしたら、この男性がいなかったら、私はそのまま店を出て行って、二度とこの店に来なかったかもしれない。

席について、早くこの話を誰かにしたいと思いながら、ふとドーナツを食べようとすると、紙ナプキンも紙おしぼりも両方なかった。あの店員の入れ忘れだった。

殺意で、また笑顔が消えた…。ーーそけんよ、大人になれ!