オリオンの空は燃えている

昭和が生んだ怪物はむらケンジのほのぼの日常系ブログ

「SASUKE2019」最高でした。

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みなさん、新年明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。ところで、大晦日はどう過ごされていましたか。

私は実家に帰って家族で蕎麦を食べた後、自分の部屋でテレビを見ておりました。特にこれを見たいというのは無かったんですが、何となく日テレの「笑ってはいけない」を視聴。

「笑ってはいけないシリーズ」は、大晦日特番になる前は、大ファンの企画だったんですが、大晦日ゴールデン特番に昇格してからは、罰ゲームが"尻バット"に固定され、面白みが一気に激減。毎年流し見する程度になってしまいました。

昔は罰ゲームで本物の吹き矢(大げさな話ダーツくらい)を尻に浴びせられ、絶叫する演者を見てゲッラゲラ笑っておりました。このころは罰ゲームに対し緊張感があり、松本人志が言うところの"緊張と緩和"が成り立っていた気がします。

当然、テレビのチャンネルもザッピング気味…。

NHKは紅白、TBSは…SASUKE2019か…!! 気が付いたら食い入るように見ておりました。私が真剣にSASUKEを見ていた頃は、SASUKEオールスターズ全盛期の時代。漁師、消防士やらガソリンスタンドの店員やら出ていた時代ですね。

そんなSASUKEも"新世代"と呼ばれる世代が台頭し始めて、しばらく経ったという具合でしょうか。私も就職してしまって、気が付いたらSASUKEもすっかり見なくなっていましたが…。久しぶりに見てめちゃくちゃ面白かった…!!

何といっても出場者のキャラがしっかり立っていて、私がリアルタイムで視聴してたころの出場者はもはや皆無でしたが、波乱もあり、笑いもあり、とにかく最高でした。

SASUKE出場者には不思議な連帯感というか、仲間意識というか…そんなのがあって、仲間が池に落下とか、ミスして失格みたいな場面で、「うわ~~~!!」とか、「なんで~~~!?」とか、まるで我が事のように悔しがるんですよね。個人競技なんだけど、出場者が出場者を応援し合い、称え合うような…。

もうすぐ自分の番だというのに、ギリギリまでみんなを応援してるの。偽善とかそんなんじゃなくて、この人たちは心の底から仲間のチャレンジに一喜一憂してるんだ…素直に感動しました。まるで漫画『カイジ』で言うところの「本当の人間関係」の体現ですよ。

SASUKEにかける熱い想い、そして次々チャレンジに失敗し、減っていく仲間たち…。生と死とのハザマで、限界を迎える肉体…。為すすべなく池へと落下…。そして涙…。

そんなサマを見てゲラゲラ笑う、はむらケンジでなのでした…。