オリオンの空は燃えている

昭和が生んだ怪物はむらケンジのほのぼの日常系ブログ

高度情報化社会の沈黙

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今日はすごい電話を受けたので書き記しておくことにします。

この年の瀬に私のケータイに直接電話がかかってきました。電話の相手は悠長なしゃべり方の女性でした。こっちは大人気オンライン対戦型トレーディングカードゲーム『MTGA』の試合中だというのに!(ちなみにこの後、負けてしまいました)こういう営業ってどこで電話番号を入手しているのでしょう。

ゲームの片手間で話を聞いていたのですが、この女性の言っている意味がまったく理解できなかったのです。あれ、私ってここまで頭悪かったっけ・・・。話を掻い摘むと私が利用している自宅のインターネット回線に関して「安くなる」「モデムを交換する必要がある」「お支払い方法が変わる」「プロバイダが不要になる

え、それってつまり・・・。

会社名もソニーなんたらかんたらと、実体がよくわからないのですよ。そして、とにかくこの女性の言ってることがまったく頭に入ってきません。なぜならそのはず、そういう風に彼女はわざとしゃべっているから。よくわからない、私を煙にまいた状態で、とにかく契約させようとしてるから。

本当に恐ろしいですよ(怒)

要はね、これね、「今契約しているインターネット回線を解約して、私たちの提案するインターネット回線と契約しろ、ちなみにお前は詳しく知らなくていいから、お前にはデメリットないからとにかく言う通りにしろ」、っていうことですから。

ミネラルウォーターに例えると、私はボルヴィックが好きで、定期購買していたところ、突然電話がかかってきて、「ボルヴィックおいしいですよね~そうだ、そういえばボルヴィックよりも最近ね、おいしい水が出たんですよ、しかもお値段も安くなっているので、今度からそっちを送らせてもらいますね、あ、大丈夫大丈夫、簡単ですよ、お支払い方法もこっちに移してくださいね~」というレベルですから。

こういう営業の手法って法律に触れてないんでしょうか。はいはい、と話を聞いていたら、「じゃあ、モデムを郵送させていただきますね」ですからね。なんという営業をこの会社はさせているのか。ここは、わからないながらもわからないなりに、反撃ですよ。

はむら「プロバイダが不要と仰っていますけども、私はプロバイダのIPv6サービスを利用していて、回線変更後にそういったサービスの提供は受けれるのでしょうか?

営業「う、あ・・わ・・・ああのっ・・

もうね、話になりません。これ、私だったからよかったですけど、例えば実家のおかんがこの電話を受けてたら、どうなってたんでしょうか。さすがに怪しい英会話教材の訪問営業とかには引っかからないでしょうが、電話口でごちゃごちゃ言われて、わからないまま契約してたとしてもおかしくないと思うんですよね。

でも、私は例外でしたが、メリットしかないなら変えてみてもよかったかもしれません。ただ、電話口でいきなり千円安くなる等言われても、まったく根拠のない話だし、何であなた私の個人情報知ってるの、という話だし、とにかく二つ返事で了解はよくないですよね。

というより、こんな年の瀬まで営業しなければならない会社勤めの人を本当に哀れみます。よくわかりませんが、がんばってください。

ちなみに話は変わりますが、最近までずっとインターネットの回線速度に悩まされておりまして、混雑する時間帯には回線速度が0.5~1Mbpsしか出ず、これがVDSLの限界かと困り果てていました。契約プロバイダがIPv6サービスに対応していたため、試してみるかとIPv6用のルーターを取り寄せてみると、常時100Mbpsに。何故今まで気づかなかったのか、快適なインターネッツライフを過ごしております。

きつくなったら辞めるのか、逃げるのか

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 まずは、お疲れ様でしたと言いたいです。「お疲れ様でした。」さて、「きつくなったら辞めるのか、逃げるのか」という問いに対してですが、結論から言います、YESでしょう。

これ以上言葉を重ねるのは、無粋だというのは百も承知なのですが、私なりに思うところがあったので、今日はこの個人ウェブログにしたためたいと思います。別にこの方を責めているわけではありません。あしからず。

上記のツイートはコロナ関連のニュースとして、まとめサイトで取り上げられ、話題になっているものです。確認できるだけで13.5万いいねをもらってますね。もちろん、このツイートに対して色々な意見、賛否両論があるのでしょう。しかし、私はコメント等を特に拝見はしておりません。

この方は、看護師になりたくて、一生懸命に大学で勉強して資格を取得し、憧れだった看護師になることができた、そして失敗を重ねながらも一生懸命仕事にまい進する日々だった…、または、就職先に悩み、特になりたい職もなかったが、何かのきっかけで、看護師を目指すようになり、何となく看護師になった、のかもしれない。

その辺りはよくわかりませんが(わかる必要もありませんが)、とにかく職業選択の自由に基づいて、この方は看護師という道を選んだのでしょう。だったら基本的には、辞めるのも自由というのは、当然の解釈だと思います。どうぞご勝手に。

世の中には、辞めればいいものを、死ぬまで(自殺するまで)仕事を続けてしまう方もいるくらいですから、この方にとっては良きタイミングだったのかもしれません。

正直この方の状況や退職に至った経緯については存じ上げていませんが、コロナ渦で医療現場の方々は寝る暇もなく、想像を絶するような激務なんでしょうね。想像を絶するような激務なんだろうなという想像はできます。

そして、看護師を目指した熱くたぎっていた血潮も冬の訪れとともにいつの間にかすっかり冷たくなってしまい、その大きな夢と輝かしい希望は延々と続く地獄のような毎日に無残にも打ち砕かれ、自分を、自分の生命を守るために退職せざるを得なかった、そんな筋書きでしょうか。

とにかく仕事を辞めたくなるくらいきつかったんでしょうね。いや、きつかったんでしょう。しかしながら、一度その職業を選択したからには、やはり自分の使命だとか、責任だとか、果たすべきものがあると思うのですよ。私たちはお金のためだけに働いてるわけではありませんからね。

単にきついからといって、「じゃ、辞めます」で突如職務を放棄することが許されるのか。具体的には、その病院だか、医療施設等では急に一人抜けられて、勤務(シフト)が回るのか、現状の仕事の申し送りは後任者に十分にできるのか、今の生産性を維持できるのか。

学校の先生が2学期に突然辞めちゃったら、3学期どうするの!?みたいな、せめて年度いっぱいまでは続けてくれよ、みたいなニュアンスですね。もちろん、この方は諸々の調整は全て終わった上で、この日退職を迎えられているのだと思いますが、次はどんな仕事をされるのでしょうね。

一応、民法では辞職の予告等に関して定められており、この辺りのマージンが取られていますので、バックレや無断欠勤といった非社会的な行為を除いて、きちんと手続きを踏んで行けば、雇用する側もされる側も無理なく辞めれるようになっています。

ちなみに、世の中には「事」が起きた後は退職しようにもできない職業があります。大体想像できると思います。この例で言うと、コロナ渦で医療現場は今一番忙しいと思いますが、だからこそ今辞める(職務放棄する)と懲役ですよ、といった感じです。

しかし、この方は辞めれちゃうんだよな。辞めちゃってるんだもの。世の中、制度的・法的に辞めれないタイミングがある職業がある一方で、辞めるのは自由なんだけども、自分の意地というか、自分の職務に対する誇り一本できつくても仕事を続ける人もいるのも事実で、正直、この方のような人ばっかりだったら、世の中回りませんよ。

でも結局世の中は回っちゃうんですよね。

だってこの方のような人ばかりではないから。こんな現場の士気が下がるような捨て台詞を吐くような人間ばかりじゃないから。まさに捨てる神あれば拾う神ありですよ。

今現在も医療現場でがんばっておられる方々、本当に、本当にお疲れ様です。

この方が辞めようが逃げようが、どうにでもなるんですよね。本当に私たち一人ひとりって小さい存在なんだなって。悲しいんだけどね。今大河ドラマの『麒麟がくる』を見てますけど、織田信長死んじゃった後でも何とかなってるんですもの。いや、何とかなってないんですけど、何とかなってるでしょう。

ちなみに信玄公亡き後の武田家は何とかなってないですけど…。でも武田家が亡くなっても何とかなってるでしょう。いや、何とかなるんですよ。

しかし、その影には墜ちいく現状を何とか打破しようと、必死に繋ぎ止め、孤軍奮闘、奮戦している方々の存在があることを我々は決して忘れてはなりません。

言いたい事がよくわからなくなりましたが、とにかくがんばってください。もちろん、私も「死」を感じたら仕事を辞めますが、その前に道義的・法的に果たすべき責任は果たします。今日はその決意表明ということでお願いします。

腹いっぱいの狼は飼えない

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先の研修も終わり、私は通常の業務に復帰しています。

今、私の直属の上司にあたるのが、7歳も年下のキャリア組のエリート。しかしながら、このエリート数年前に大ポカをやらかしてしまい、出世コースからははずれてしまっています。今でもそのことを影で馬鹿にされたりしてます。それでも腐っても鯛。

結婚はしておらず、神経質で、内心は他人を馬鹿にしてる感じがします。優秀は優秀。しかし、下の立場の人に対しては当たりが強く、見ていて不愉快になるときがあります。十数年もしたらパワハラ上司になってるんだろうなと思ってみたり…。

研修が終わって職場に戻ってきたら、この人が新しく配置され、元々顔見知りではあったのですが―、一緒に仕事するのは初めてで…。向こうからすると、この人が元々イメージしていた”私”と実際の私はかなり違ったみたいで、最初は「早くやれよ!」「さっさと動け!」と怒鳴られることがありました。

ご自身の物事の判断や指示に対して理由をネチネチと言い訳がましく語ることがあり、それに私はうんざり。人に合わせて指導できるようにしていると言っていたことがあったので、怒鳴っても駄目、ノリでいっても駄目、感情論でいっても駄目な私に対して、理論的に納得させようと努力されているのでしょうか。

専ら最近は「剛」から「柔」へ模索してるようですが、違うんですよね。本質的に言うことを聞けないのは、たぶん、この方を私が好きじゃないからでしょう。そうである以上、私をコントロールするのは…。

しかもこれで飲みに誘ってもこないのだから、「剛」「柔」「公」「私」打つ手なしって感じでしょうか。

正直、私がこの方を好きになれないのは、私の前の職場の上司が、この方をかなりディスっていたので、潜在的に悪いイメージを持っていたのかもしれない。そのときはこの方は「ドアホ」とディスされていましたが、「ドアホ」と私は思ったことはありません。

ちなみに怒鳴られたりしたのは、真正面から命令や指示を無視したからではなく、ギリギリのラインで話を流してみたり、すっぽかしてみたり、雲のように仕事をさせていただいたからです。

なんでそんなことするのかというと、自分の天真爛漫なキャラクターとは裏腹に無茶ぶりとか無意味にやらされるのが大嫌いなので、この上司の意図を無視しちゃうことがあります。それはこの上司に限った話じゃないのですが…。

唐突に「じゃあ、はむらいってみようか」とか言われると「は?」って思っちゃうのです。やるべき対象が数人いるのに、なんで私?私に先陣を切らせるのは、キャラクター的にわかりもするんですが、プロゲーマーのウメハラ氏ならこう言うでしょう。「安直だったよね」

最近「はむらは○○○やってくれないからな~」と快楽殺人者的な笑顔で言われたりするので、内心(お~怖っ笑)と思いながら、日々仕事をしています。そんな状況ではむら大丈夫?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。

追伸、この方は来年の3月に別の部署に異動されるそうです。