オリオンの空は燃えている

昭和が生んだ怪物はむらケンジのほのぼの日常系ブログ

最後のピースがはまった、"死"へのカウントダウン

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みなさま本年もよろしくお願いいたします。さて、30過ぎて独身となると、金と暇を持て余してしまいます。

最近専らの趣味だったキャンプでしたが、昨今のキャンプブームと重なりキャンプ場は人で凄い混んでるわ、悪質な利用客のせいでキャンプ場が閉鎖されていくわ、コロナ情勢だわ、でまったくと言っていいほどキャンプに行けず。

色々な理由でキャンプは収束気味でしたが、飽き性の私の趣味の輪は広がるばかりで、ひょんなことからメダカを飼ってアクアリウムを始めてみたり、数年前作りかけだったガンプラを完成させてみたり、元々のインドア指向を遺憾なく発揮しているところです。

仕事のほうも、私が○務員ということもあり、官公庁の指導に則った事業の廃止や在宅勤務など、拍子抜けするほどまったりさせていただいております。飲食・サービス業の方々は大変苦労されていることと思います。私も上記趣味で色々なところにお金を落としているのでご勘弁ください。

で、話の本題なのですが、大好きな趣味であるキャンプにずっと違和感を感じていました。よく他人から「ソロキャンプで何するの?」などと聞かれますが、究極的には「食って寝る」だけなんですよね。いくら道具の改善が~とか、重量が~とか言っても、結局は自分からそういう状況を作り出してるマッチポンプ、「ゴッコ」にしか過ぎないんですよ。

わざわざ冬の寒いキャンプ場に自分で言ってその状況を道具や工夫を駆使して克服している。そこに悲しいかな、必然性はなく、結局「家でいいじゃん」という意見に押し切られてしまうのが現状です(キャンプ場でしかできない調理や遊びももちろんあります)。

「キャンプしたいからキャンプする」という無敵の論法もあるのですが、私はずっと腑に落ちていませんでした。最高の遊びであるという確信はありましたけども。

ある日、仕事で宿直していたときに、―きっかけは忘れましたが、学生のときに立ち読み程度で読んでいた『孤高の人』(ヤングジャンプコミックス)を全巻読み直して見ようとふと思い、ベッドに入ってから寝るまで間で全17巻一気に読んでしまいました。

電子書籍って便利だね!

当時は、「意味わからん漫画だな」と思っていましたが、面白い。かなりの傑作だということがわかりました。あらすじ等は省かせていただきますが、とにかく衝撃を受けました。ジャンルとしては登山ものなのですが、『孤高の人』に憧れて登山を始めて死んだ人がいるくらいです(おい)。

とにかく、私は決めました。登山をやってみようかなと思います。

キャンプは手段であって、目的ではないということ。いつの日は私は、キャンプが目的のキャンプに対して魅力を感じないようになっていました。しかしここに登山というエッセンスが加わることで、キャンプ(テント泊)がより一層面白くなるのではないのか、という結論に至ったのです。

単純に登山すればお腹も減りますし、美味いメシが食えるのではないでしょうか。会社の上司に誘われて行った「六甲全山縦走」を完歩したときも、また機会があれば…と思っていたのも事実で、ずっと引っかかっていたものが、取れた気持ちです。

無茶して死なない程度にがんばりたいと思います。機会があればその様子もお伝えできればと思います。今日はその決意表明でした。